甲羅戯だより
2021.05.07
松田一戯 木彫50年の歩みを一挙公開
松田一戯 木彫50年の歩み
2021年4月10日から2022年2月28日まで (養父市大屋町 BIG RABOにて)
ずっと昔に「不況の時に文化(アート)は一番隅っこにやられるけれど耐え忍ぶ力も一番強い」という言葉が残っています。
大屋という山奥の辺境の地が今や木彫を中心としたアート村となりました。
但馬の地から長年 松田氏率いるグループの一筋のパルスをずっと放ってきた成果です。
その中心にいつも松田氏がいて 引っ張って 後押しして・・そんな姿を25年余り見てきました。
ある時は人間社会の不条理を呼びかけたり、地球の異変を感じていたり、自然に潜む神様と地球の神秘・・
昔から日本人が自然界の中で感じている八百万の神や鬼・龍などが出てくる昔話を木彫になって姿を現したり
現代の皆さんにわかりやすい 招き猫・お雛様・十二支の動物などもたくさん手掛けている。
(甲羅戯にもたくさん作品があります)
ぜひとも この機会に 大屋のBIG RABOと 甲羅戯(6月3までごめんなさい休館です)においでくださいませ。
ps、甲羅戯の「こうらぎ君」も松田先生が妄想された妖精なのです。
「こうらぎ君って うさぎ?熊?いぬ?豚? なーにー??」と お客様に聞かれます。
甲羅戯の但馬神話に登場する「こうらぎ君」は 山の神・海の神・火の神・そしてこの犬神にまで応援していただいたお話です。
パンフレット内にお話がありますのでお越しの際にはゆっくり見てくださいませ。