甲羅戯だより
2024.06.22
盆栽 お手入れ終了~♪ 紹介したい杜松
杜松(としょう)
通称ネズミ松と呼ばれております。
こちらは幅も高さも30㎝程の小さな盆栽ですがなんと60歳!です。
育ての親は甲羅戯の松管理士の青山さんです。
毎年少しずつ手入れしてきたかわいい子を「ぜひとも皆様にも見ていただきたい」と
甲羅戯に仲間入りしました。
杜松の魅力は、荒々しさをいかにして品を出すか。
という、素敵な男性的なところだそうです。
白いところは「さばみき」と言われ白骨にも見えます。
松の柄の黑い部分が「生き道」といい そこから栄養や水分を取っています。
白と黒のバランスが品格と生命のバランスのようで見入ると緊張してきます。
ちなみに白いとがったところは「じん」といい全体のバランスの要です。
甲羅戯にお越しの際は 池の周りのどこかに鎮座しておりますので
ご鑑賞くださいませ。
ps、写真左上の白い泡の塊は天然記念物のモリアオガエルの卵です。
梅雨に入り体調も崩れやすい時期です。皆様の健康をお祈りいたします。
ご自愛ください。
かに楽座 甲羅戯