4月から底曳き漁が始まります。
どろエビ、しまえび、甘えび、おにえび、中でも「白えび」はこの時期だけ「活」で水揚げされうすピンクなことから『桜エビ』とも言われる春の主役です。全身15cmくらいで上品な甘みとプリプリ感がたまらない。活けで食すもよし、酒蒸しにすると甘みが倍増、卵もプチプチ、みそも美味。せり市場にはかにオンリーな冬とは違い、おもしろい顔の魚もいろいろ出現する。忘れがちではあるが春にも香住かには香住港で水揚げされています。香住かにの上物を活エビとともにお召し上がり下さい。

夏の日本海の風物詩といえば、夜の水平線に浮かぶ漁り火です。一匹一匹丁寧に一本釣りされた「いか」が早朝の柴山港に水揚げされます。「いか」にもいろいろな種類があります。するめいか、剣先いか、もんごいか、赤いか…中でも「白いか」は希少品種で幻ともいわれ、柔らかくて甘い最高級品です。人気の朝獲れ白いか、更に活いかは絶品です。

松葉かにより早く解禁となる「香住かに」は今や秋の欠かすことのできない食材です。香住沖深層水で育った裏おもて赤い紅ずわいがには臭みがなく甘い。香住港では、特に料理用に身がしっかりした上質なものを選別することから「香住かに」とブランド化されタグが付きます。かにさし、焼きかに、茹でかに、しゃぶしゃぶと早くもカニフルコースでかに満喫の旅を･･･。その他底曳き漁も始まっているので柴山港では、のどぐろ、はたはた、かれい、どぎ、かわはぎetc。いろいろな魚や貝が並びまさに海幸オンパレードです。

11月6日 松葉がに漁解禁！
冬の味覚の王者、松葉がに。香住海岸柴山港は最高級の松葉がにが水揚げされることで名高く、柴山港で水揚げされたものは”柴山かに”と言われ、選別は100ランクに分けられます。1割が上物。その中の3分の1が1番から7番までの「番かに」と言われ、最高位の「1番かに」は最高峰の『柴山ゴールド』のタグが付きます。身がたっぷり詰まった柴山がにを茹がに・かに刺し・焼きかに・かにしゃぶ等、料理に合った質と方法で忘れられないカニ料理が誕生します。そんな甲羅戯で「かに」と戯れて下さい。